トレーニングの重要性
犬の福祉先進国の多いヨーロッパの国々では、犬を迎える前から犬につて勉強し、犬を迎えたらその犬に合うトレーナーさんやしつけ教室を探して、犬が約一歳半になるまでトレーニングをします。
何故一歳半なのかといいますと、犬種や小型犬、大型犬で成長のスピードは違いますが、大体一歳半で犬は成犬になるからです。(小型犬はもっと早く成長し、超大型犬は2歳過ぎるまで成犬になるのにかかります。)
そして成長していく過程で犬にも人間と同じ思春期があります。歯が生え変わった頃に思春期を迎えます。
犬の思春期も人間と同じで性格が変わったような振る舞いをします。トイレトレーニングをしてトイレが完璧に出来るようになっていたのに失敗するようになったり、おとなしかった子が荒々しくなったり、うちの犬は性格が変わったと心配したり、この時期に犬の対応に困って相談に来られる飼い主さまは多くいらっしゃいます。
しかし、これは自然な犬の成長なのです。
ですが子犬を迎えて直ぐに社会化トレーニングやハンドリングトレーニングトレーニングをしてこなかった場合、この時期とても飼い主さまは大変な思いをされます。
人間社会に適応するトレーニングをしていないうえに反抗期が来るのですから、想像しただけて大変だという事がお分かりになると思います。
今までトレーニングをしてこなっかった分思春期に入ってからのトレーニングは、より根気と努力が必要になります。
子犬で迎えた場合、直ぐにトレーニングを始めたらその後の犬との生活が、人も犬もストレスが少なく、楽しい毎日を送ることができるのです。
犬との楽しい生活に向けて、楽しいやり方、犬に伝わるやり方でトレーニングを始めませんか?